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ごきげんはうす

ママのお悩み相談

食事編生活編その他

食事編


Q

2歳になる卵・乳・小麦にアレルギーのある男の子をもつ母です。3つの食材を除去しているので、栄養のバランスがくずれてはいけないと思い、食べられるものをいろいろ工夫してきました。 今までは何でもおいしく食べていたのに、この頃野菜を全部吐き出すようになりました。叱るとますます食べなくなります。このままいくと野菜のビタミンなど栄養が偏るのではないかと不安です。どうしたら野菜を食べるようになりますか?


A

野菜嫌いは、味覚の発達の証。微妙な味が分かり始めたということなのです。
だから、まず親が否定的にとらえないで、子どもがいつか野菜を好きになるようにゆっくり見守っていく姿勢を持つことが大切です。決して野菜を無理に食べさせようと叱ったりしないでください。
子どもは好きな人がおいしく食べているものや様子をまねしながら少しずつ口にし、そのうえで褒められるような心地よい経験を何回も何回も繰り返しながら、いつしか野菜もおいしいと思えるようになるのです。
3歳くらいになると、もっと大人に褒められたいと思う欲求が強くなるので、「**(嫌いな野菜)を食べたら、もっと○○(例:縄跳びが飛べるようになる)ができるようになるよ〜」と言って食べさせてあげて下さい。そして、少しでも食べたら、大げさに褒めたたえてあげましょう。きっと少しずつ野菜が食べられるようになるはずです。
そこで、野菜嫌いのこの時期に、野菜を食べる調理の工夫をあげてみました。

1.ポタージュにして、色・味がわからないようにする。

2.細かく細かく刻んで、ハンバーグやカレーの中に入れる。
  茹でたほうれん草やニンジン、しいたけなどを細かく刻んで、豆腐とゴマで「白和え」にする。
  これらも野菜の味や色を隠してしまう手段です。

3.生野菜は色と苦みでまず拒否されますから、煮る、茹でる中心の献立にしますが、たまには油で揚げた野菜も味に変化が出ます。野菜たとえば玉ねぎのリングを片栗粉や米粉でまぶして、なたね油で揚げると、玉ねぎの苦みが消えてとても甘くなります。これにケチャップ(原材料表示を確認)か、トマトピューレーで味をつけたものを少量添えます。
ニンジンやパプリカをスティックにしたものやアスパラガス、薄くスライスしたレンコンやポテトを素揚げし、市販アレルギー用ソースやアレルギー用マヨネーズ(もし味が濃いようだったら、つぶした豆腐を少量入れて味を調節する)を、少量添えて食べさせてみてください。もちろん市販品ではなく、みそやカレー味、マヨネーズやケチャップ、ソースなど手作りドレッシングを添えると、もっと味にバリエーションが出て、その味で野菜が食べられるようになります。
油を摂りたくない場合は、電子レンジで野菜を乾燥させてパリパリにする方法もあります。

4.野菜を入れたスイーツを手作りする。

すべてのポイントは、「野菜の味と形と色を隠す」ということ。
ドレッシングを工夫したり、スイーツにしたり、野菜にいろいろな味をつけて、「野菜が苦い」だけじゃなく「おいしいもの」なんだと気づいていけば、そのうち“そのままの野菜"を食べられるようになってきます。


Q

米と小麦のアレルギーがある6歳の男児の親です。現在、あわやひえを主食にしていますが、これだけで栄養はとれますか?また、これ以外に主食として食べられるものがありますか?叱るとますます食べなくなります。このままいくと野菜のビタミンなど栄養が偏るのではないかと不安です。どうしたら野菜を食べるようになりますか?


A

あわ、ひえなどの雑穀類には、精白米と比較して、たんぱく質、脂質、ビタミンEやビタミンB群、マグネシウムや鉄、亜鉛などのミネラル、食物繊維が豊富に含まれ、栄養的にすぐれていますので全く問題ありません。
イモ類やトウモロコシを使ったお焼きやお好み焼き、タコス風のものは主食にできますので、味覚の幅を広げるためにも献立に加えてみてはいかがでしょう。
最近は、普通の米と食味も変わらない低アレルギー米の「Aカットライス」、「ケアライス」や「ゆきひかり」も販売されています。ただし、これらの低アレルギー米は、米のたんぱく質を酵素で分解したり塩析によりアレルギー性を低下させたものなので、米アレルギーの重篤度によっては食べられないこともあります。必ず医師の指示のもとに使用してください。


Q

卵アレルギーの子どもをもつ母親です。生の卵はダメでもクッキーなどは食べても大丈夫ということを聞いたのですが本当ですか?


A

食物アレルギーは、原因となる食品や症状の強さなど個人差が大きく、一人ひとりがどの程度原因となる食品を除去していかなければならないかは難しい問題です。
症状が強く出る場合は、原因となる食材だけではなく、それを含む加工品や交差反応のある食材まで完全に除去します。(「食べて良いもの・いけないもの」参照)
しかし症状が軽い場合は、加熱調理したものは食べることが出来る場合があります。これは、熱を加えることでタンパク質の構造が変化(変性)して、アレルギーの原因となる抗原性が弱まるからです。ですから、卵アレルギーの場合、生の卵はダメでも加熱料理した固ゆで卵やクッキーなどは食べられる人がいます。
個人個人違いますから、まずは勝手に判断しないで専門医に診てもらいましょう。


Q

乳アレルギーの3歳児の子どもがいます。『乳』は、多くの加工品に含まれているため食品選びに苦労しています。いつも原材料表示を確認していますが、添加物で「乳化剤」というのをよく見かけます。「乳化剤」とは何ですか。乳アレルギーの子どもには食べさせてはいけないものなのでしょうか?


A

洋菓子や市販のルーなどには『乳』が使われているものも多いため、表示を確認することはとても重要です。でも、『乳』と記載されたもののすべてがダメなわけではありません。「乳化剤」は、2つ以上の液体をクリーム状にする作用がある添加物のことで『乳』とは全く関係のないものです。こうした紛らわしい表記は他にも、「乳酸カルシウム」、「乳酸ナトリウム」があり、これらも『乳』とは関係ありません。


Q

最近米粉パンを売っているパン屋さんが多くなりました。パンを食べたことのない小麦アレルギーの娘にぜひ食べさせたいと思っています。何か注意することはありますか?


A

小麦粉に水を加えてこね続けていくと、最後にゴム状の塊が残ります。これが、グルテンと呼ばれるもので、小麦アレルギーの原因となるたんぱく質です。最近の報告で、グルテンの成分のグリアジンが小麦アナフィラキシーの主なアレルゲンであることがわかってきました。これらの小麦アレルゲンは、高温で加熱してもアレルゲン性は低下しないため、焼き菓子やパンなど小麦を材料とする食品は、小麦アレルギーの人は食べることができません。
実は市販の米粉パンには、このグルテンを10〜50%入れているものが多いのです。(グルテンの作用でふっくらしたパンができるため)ですから、米粉パンを購入する場合は、小麦アレルギーであることを告げ、必ず「米粉100%で作ったパンなのか」、「グルテンが全く入っていないパン(米粉にはグルテンは存在しません)」なのかを、パン屋さんに確認してください。また、パン屋さんは、小麦パンも米粉パンも同じ厨房で作っていることが多く、コンタミネーション(混交:ここでは小麦粉が微量でも米粉に入ってしまうこと)の危険性もあります。特に、小麦アナフィラキシーを起こしたことがある場合には、細心の注意が必要です。


生活編



Q

卵アレルギーのある2歳の女児の母親です。 娘は自己主張が強く、私の言うことに対し、何にでも「イヤ!」と拒否するようになりました。食事だけはよく食べてくれていた子ですが、最近では、作ったものも「イヤ!」と言って食べてくれなくなりました。 何が原因なのかさっぱり理解できず悩んでいます。どうしたらいいでしょうか?


A

何に対しても「イヤ、イヤ!」と言われると、お母さんは自分を拒否された気持ちになり、どうすればいいのか考え込んでしまいますね。 少しずつ自我が芽生え、自己主張ができるようになるのは、きわめて当たり前のことです。ただその出方が強い子もいますし、そうでない子もいます。それも、その子の個性です。 子どもに食物アレルギーがあると、食事に関してはもちろんのこと日常生活においても、ピリピリして神経質にならざるを得ません。また常に不安を抱えていて、ストレスもたまりやすくなっています。 そんなお母さんの不安やピリピリは、お子さまに全部伝わってしまいます。 「イヤ、イヤ!」という時期が、ずっと続くわけではありません。長い目でお子さまを見てあげてください。 お母さん自身の気持ちをカウンセラー(話を聴いて、きちんと受け止めてくれる人)に相談したり、食物アレルギーを持つ子どものお母さんたちと交流を持ったりして、ゆったりとした心でお子さまと接することがとても大切です。



Q

現在、卵、小麦にアレルギー反応が出る幼児の母親です。食べ物や日常生活まで注意を払わなければならず、今まで母子べったりの生活をしてきました。来年4月から幼稚園に入園しますが、わがままで協調性のない性格や皆とは違ったものを食べることでいじめにあうのではないかと思うと心配でたまりません。どうしたらいいでしょうか?


A

アレルギー疾患をもっている子どもは一般に神経質で不安感が強く、母親との関係が密接になりがちです。食べものを制限されることで、日常生活が制約され、そのためわがままになったり、依存心の強い子になったりする傾向があります。しかし、食物アレルギーの子どもはアレルゲンとなる食物除いた食事をとっていること以外は、まったく普通の子どもと同じように日常生活を送れるのです。入園する幼稚園の保育士さんや栄養士さんに原因食物、症状など事前によく相談しておきましょう。
また、お母さん自身も、子どもが幼稚園に行っているときには自分の時間を持ち、時には気分転換に外出したり、同じ子どもを持つ親の交流会に参加したりしてコミュニケーションをはかることが大切です。そうすることで子育てに余裕ができ、食物アレルギーに前向きに取り組むことができます。


その他



Q

子ども本人は、アトピー、アレルギー体質では今のところないようですが、家系的にはアレルギー、アトピー体質の傾向があります。今後何に気をつけていけばいいのでしょうか?


A

生まれつきアレルギーを起こしやすい人、すなわちIgE抗体をつくりやすい体質をもっている人がいます。この体質は、遺伝的要因が強く、アレルギー体質、アトピー体質と呼ばれています。しかし、遺伝的に体質を受け継いでも病状が出るとは限りません。アレルギー症状は、先天的要素の体質に加えて後天的要素であるアレルゲンとの接触という環境因子が加わって初めて発症します。それらのアレルゲンを避けたり、気をつけたりすれば、たとえ体質はあってもアレルギー症状は出ません。
新鮮で添加物の少ない食材を使ったバランスのとれた食事や規則正しい生活、クリーンな住環境、ストレスの回避などに気をつけていけば大丈夫です。

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