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ごきげんはうす
アレルギーを持つ子どものママたちは、毎日が心配の連続です。
そんな悩めるママたちに、チームアレルギーのスタッフが、実体験を通して、エールを送るお話です。

【第6話】栄養とれてる?

2018/03/29 08:49:26
生後11か月になりました。
体重が増え、つかまり立ち、伝え歩きと成長は順調でした。
なん語も増えて、絵本を読む時間を多く持つようにしました。

朝起きて、ご飯を食べ、昼ご飯を食べてお昼寝、おやつを食べて、
公園に行って、晩ご飯を食べ、お風呂に入って寝る・・・
1日のリズムもでき、病気もすることなく、
元気で過ごしてくれていました。

食物アレルギーをもつお友達との交流も多く、
除去食の生活にも少しずつ慣れてきました。

この頃よく作った離乳食は、
葛きりを使ってうどん風にしたものや、
野菜たっぷりにおじや、
ニンジンやブロッコリーのスティック野菜など、
シンプルなものばかりでした。

今のように携帯電話がカメラ付きではない時代でしたので、
離乳食の写真はありません。
「デジカメでも、撮っておけばよかった」と思いますが、
毎日の笑顔の写真を撮ることの方が忙しく、
それが何より楽しい時間でした。

とはいえ、

「体は大きくなっているものの、栄養的には大丈夫だろうか?」

と心配にはなっていました。

タンパク質はほぼ摂取できていないままでしたし、
1歳のお誕生日も近づいてきて、
お祝いをするのもどうしようかと悩み始めていました。

【つづく】

【第5話】 ラテックスアレルギーも発症

2018/01/22 17:11:20
まだ私の低迷期は続いていました。

かずくんは、少しずつハイハイもスピードが出てきて、
「絵本取ってきて・・」というと、
大好きな『じゃあじゃあびりびり』の絵本を
持って来ることができるようになりました。

一人遊びの時間も、少しずつ長くなってきたある日のこと。
家事をしながら、ふと振り返ると、口のまわりに蕁麻疹・・・。

「何をくわえているのかな?」と見ると、
お弁当の蓋のパッキンを口に入れていました。

「これは何?ゴム?ゴム=ラテックス?」

またまた、私の不安材料が出てきました。

“ゴムアレルギーがあるとバナナが食べられない”と、
何かの本で読んだことを思い出しました。

「果物もダメなの??私が妊娠中、便秘のため毎日バナナを食べていたせい??」

自分が、
かずくんの食物アレルギーの原因をつくってしまったのかと、
落ち込みました。

血液検査で、やはりバナナは陽性でした。
ラテックスも陽性でした。

「風船で遊べないのか・・・」

どんどん世界が狭くなっていくのを感じました。

不安がさらに強くなり、
私はもうどうしたらいいのか、わからなくなっていました。

【つづく】

【第4話】 同じ悩みをかかえた友に癒されて

2017/10/04 09:36:48
生後7か月になりました。

以前一緒に働いていた同僚が、私より少し前に出産していて、
子どもに食物アレルギーがあり除去をしていると聞き、
少し離れたお宅まで訪ねたこともありました。

除去食のしんどさをわかってくれる友達に、随分と癒されました。

「またがんばろう!」

と思えました。

それからも彼女とは私が仕事を再開するまでは時々会って、
刺激をもらう関係が続きました。

教えてもらった本を必死で読み、
「食物負荷試験」という言葉を知ったのもこの頃でした。

「こんなことしてくれる病院があれば、私もいろいろ試せるのにな・・・」

と、思いました。

受診していた皮膚科で再度血液検査をして、
卵と牛乳は100以上と高値でしたが、
小麦が少し低めだったので、
少しずつ小麦を始めるように指導されました。

マカロニを少し食べさせ始めました。

5個にすると頬に1つ蕁麻疹が出るので、
4個なら大丈夫!と、食べさせていました。

今思えば勝手に免疫療法をしていたんですね。

私も母乳を与えながら、
1日1回パスタを大量に食べていました。

ベビーフードを全く使用できない離乳食。

主食は、A-cut米、芋、パスタを回転させ、
野菜は、何とか食べるものが増えてきましたが、
たんぱく質がほとんど摂れていない状況が続いていました。


【つづく】


【第3話】ママ友と外出先で

2017/08/22 19:53:39
かずくんは、生後6か月になりました。

ハイハイの形になるも、前に進めず

「どうやって動けばいいの?」

と、そのままの姿勢で固まっていた姿が
思い出されます(^^)


相変わらず
食べられるもの探しが続く毎日でした。

血液検査で陽性の卵・牛乳・小麦・大豆・米以外の食べ物を探しました。
きび、あわ、ひえなど、
自分が今まで食べたことのないものを調理するのは大変でした。

ほぼ母乳でしたが、体重は順調に増えていたので、
それだけは安心していました。


ある日、妊娠中の母親学級で知り合ったお友達と
子連れで会うことになりました。
会ってまだ数分経っていたでしょうか。
かずくんの顔に、はっきりとした蕁麻疹が出ていました。

その周囲には食べ物らしきものはなく、
薬を持ってくるのも忘れていたため、慌ててかずくんを連れ、家に戻りました。
幸い内服してしばらくすると蕁麻疹は治まりましたが、
どうして蕁麻疹が出たのかが、わかりません。

後日、その時遊んだお友達が、

出かける前に家でヨーグルトを食べてきたと聞き、

そういえば、
その子のおしゃぶりを、かずくんがなめていたことを思い出しました。


「え??そんなことで症状が出るの?」
「遊びに行くこともできないの??」

と、
私の不安はますます大きくなるばかりでした。


【つづく】

【第2話】 食べられないものが、どんどん増えていく

2017/07/17 11:10:54
かずくんは、生後5か月になりました。

私自身は、
卵・牛乳・大豆の除去、小麦・米制限の生活にも
少しずつ慣れてきました。

そろそろ離乳食を開始する時期です。

さあ、困りました。
何を食べさせたらいいのでしょう。

かずくんより少し前に出産しているお友達に聞いてみたり、専門書を読んでみたり・・
でも、かずくんには除去するものが多くて困りました。

とりあえず、

タンパクの低い「Aカット米」、
北海道から取り寄せた「ゆきひかり」、
無農薬の野菜

を食べさせることから始めました。

食費もバカにはなりません。
かなりのエンゲル係数でした。

それでも、安全なものを!と、探し求めました。

ある日、カブを食べさせました。
一口食べたと思ったら、口の周りが真っ赤になり、「野菜で症状が出た?!」。

私は不安になりました。

「家の中で卵や牛乳はほぼ持ち込んでいなかったので、
混入は考えられない。
とにかく、野菜にも神経を使わなければ!」

と、ますます必死になりました。

「大丈夫だと確認できたものを、毎日同じ献立にならないように与えなければ!」

と、

神経を使いながら作る毎日の離乳食作りが、
そのうち苦痛でしかたなくなってきました。

またそれを食べないかずくんに、
いらだつ日々を過ごすようになっていました・・・。

【つづく】

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