1歳2カ月になりました。
その頃、
まだ負荷試験という言葉は一般的に知られていなくて、
子どもの体調のいい時に食材を持って受診すれば、
負荷試験を行っていただける状況でした。
始めはお米からでした。
普通のお米を食べたら蕁麻疹がでました。
「ほら、やっぱり出るのよ。私が神経質で、やめているんじゃない、」
と、密かに思いました。
次に、Aカット米。
症状は出ず、しばらくはこれを食べておくように言われました。
ヒスタミンが多いと気になっていたごぼう、れんこん、みかんなど、
たくさんの食材を確認させてもらいました。
ゴムが心配で除去していたバナナでは、アナフィラキシーをおこしました。
「ほらほら、やっぱり出た。」
と症状が出たことで、無駄な除去ではなかったと確認できましたが、
かず君がマーライオンのように全部を嘔吐し、蕁麻疹がからだ中に出て、焦りました。
それでも病院で負荷試験をしていただけることに、とても安心感がありました。
【つづく】