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ごきげんはうす
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季節の上手な過ごし方【春編】



入園、入学、進級など、春は環境が大きく変わる季節です。



「給食は大丈夫だろうか?」、「おやつはどうなっているのかしら?」、「新しいお友達とは仲良くやっていけるんだろうか?」、「先生にお願いすることに漏れは無かったかな?」等など、お母さんの心配は尽きません。入園や入学後に保育園、幼稚園側(保育士さん、栄養士さん)学校側(担任、養護の先生、栄養士さん)と、アレルギーの対応についてしっかり話し合いましょう。確認のポイントを以下の通りです。

(1) 原因となる食べ物の種類と症状
(2) 病状が出た時の対処法
(3) 緊急連絡先(自宅・勤務先・携帯電話番号)
(4) かかりつけの医療機関名と連絡先
(5) 薬の使用法(飲ませ方・塗り薬は塗り方、回数)
(6) エピペン持参の場合は使用方法の確認、園・学校での保管場所
(7) 日々の体調の変化
(8) 他のアレルギーの有無(アレルゲン・症状・対応など)
(9) 給食の対応
◎園・・・除去食の希望(代替食が可能な場合は献立確認)
◎学校・・除去食の希望(毎日の献立表の確認・代替食が可能か、弁当持参か確認)
(10)園・学校生活での注意点、要望

食物アレルギーの場合は、食事の対応は大きな課題です。特に(9)「給食の対応」について、納得できるまでしっかり話し合いましょう。以前に比べるときめ細かな対応ができる園・学校も増えてきていますが、園・学校により除去食対応はさまざまです。またお子さまの症状の重さによっては対応ができるものとできないものもありますので、医師の診断書をもとに、どの程度なら対応できるのかを確認します。その際に今までの除去食の状況なども伝えておきましょう。

<みんな違って みんないい>



4月はスタートの月です。4月からいよいよ保育園や幼稚園、小学校へ入学されるアレルギーっ子もたくさんいらっしゃることでしょう。
今月は、「集団生活の中で、うまくやっていけるんだろうか?」と、とても心配されているお母さんにひとこと。

まず、アレルギーっ子が楽しく集団生活を送るためには、親も子どもも考え方を変える必要があります。それは『みんなと“同じ”ことがいいこと』という考えをやめることです。
とかく日本人は秩序を重んじる国民性のためか『同じ考え方をして、同じ行動をとり、同じ食べ物を食べることがいいこと』と思いがちです。ですから世間の「同じものが食べられないなんて可哀そう」などという言葉に深く傷ついてしまうのです。

人にはそれぞれ個性があり、顔も、考え方も食べ物の好みも違うのが当たり前なのです。
糖分たっぷり油ギトギト添加物山盛りのジャンクフードをみんなといっしょに食べることが幸せなことなのでしょうか?そんなものより、新鮮で添加物のない食材、天然のだしで味付けされた繊細な味の手作りの食べ物の方が、現在ではどれだけヘルシーでぜいたくなことでしょう。

豊かで優れた感性を持ったアレルギーっ子が、これから身につけなければならないことは、“みんなと同じ”になることではなく、“みんなと違うこと”はひとつの個性に過ぎないという考えを持つことです。そう考えられるようになると、みんなと違う人への思いやりの心、みんなと違うことを受容する心が芽生えてきます。
これから成長していく過程の中で、いろいろな困難にぶつかってもそれを切り開いていく力を持った人間になれるよう、親も“みんな同じ”ことにとらわれず、しっかり見守ってあげてほしいと思います。

【お弁当作りのコツ】



4月から新たに入園、入学するわが家のアレルギーっ子に、お弁当を持たせるお母さんもいらっしゃることでしょう。今月はそんなお母さんたちに、私たち管理栄養士やお弁当づくりの先輩たちから、ちょっとした“お弁当作りのコツ”をお教えしましょう。

〜 子どもの気持ちを大切に・無理をしないで・
  自分のペースで 〜

●園や学校の先生・栄養士さんと密に連絡を取り合いましょう。
・食べられないものは何か、代替で食べられるものは何かの確認はしっかりと。
・給食がある園・学校の献立の把握とチェック。
   
●味・栄養ともバランスよく。
・食べられるからといって、子どもの好みのものばかりにならないように。
・6色が揃っていれば、栄養バランスはとれている証拠。
 ☆白・・・・・・・・ ごはん・パン・・・・・ 炭水化物
 ☆茶・・・・・・・・ 肉・魚・・・・・・・・・・ たんぱく質
 ☆赤・黄・緑・・ 野菜・果物・・・・・・・ ビタミン
 ☆黒・・・・・・・・ 海藻・ごま・・・・・・ ミネラル

●代替食材の使い方。
・コピー弁当、コピー食材がいつも同じにならないように。味もバリエーションをつけて。無理をしないで、ときには市販のアレルギー食材を使いましょう。
卵の黄色・・・かぼちゃ(乾燥パウダー)・さつまいも・コーン(コーンミール)にんじん(乾燥パウダー)・サフラン(クコの実)を使う。

●冷めてもおいしく食べられるように。
・時間がたつと、より味がなじむおかずを作りましょう。
 甘辛煮・カレーなどのスパイス・仕上げにタレをしっかりからめる。
・仕切りの工夫。
 カップや水気をしっかり拭いた葉野菜を敷いて仕切り、おかず同士の味や香りが
 混ざらないようにする。
・加熱調理したものは、いつも冷ましてから詰めましょう。

●盛りつけはカラフルに。
お弁当箱のフタを開けた時に、色彩がきれいだと食欲もわいて、食べることが大好きになります。
視覚は食べる上でとても大切なもの。ハッキリした色みを見せるように盛りつけましょう。かわいらしさを添えるお助け小物も活用して。
 赤の色 vs 緑の色
 濃い色vs 薄い色

アレルギーっ子のお母さんは、「わが子が他の子と違うものを食べているのは、かわいそう」と、園や学校の献立と見た目がそっくりのコピー献立を作ることに専念するあまり、いつも同じ食材や味つけになり、栄養バランスが崩れてしまうこともあると聞きます。
「みんなと同じじゃなきゃイヤ」と言う子もいれば、そんなことに無頓着な子もいます。一番大事なことは、“子どもの気持ちを大切にする”こと。そして、お母さんも“自分のペースで、無理をしない”で、お弁当作りを楽しむことです。


【「もしも」を忘れないために〜アレルギーっ子の防災〜】



大きな地震や台風や洪水がきて、避難しなければならなくなった時のために、日頃から備えをしておくことはとても大切なことです。今回の東日本大震災で、私たちは多くのことを学びました。今月はアレルギーっ子の防災について、もう一度整理をしておきたいと思います。

1. 家族の非常用持ち出し品
ミネラルウオーター・貴重品・現金・医薬品・衣類・懐中電灯・ライター・ろうそく・携帯ラジオ・おむつetc


2.「アレルギーっ子防災セット」
緊急事態に事前に登録された患者情報から迅速に救援の手配を行うことができるキットです。
今からしっかり準備しておきましょう。
会員の皆様には無料提供しています。
サイト内「お問い合わせ」からお申し込みください。
>>詳細はこちら


3.常備薬
最低2週間分は備えておきましょう。
アナフィラキシーを起こしたことがあれば、エピペンも用意しておけば安心です。


4.アレルギー用備蓄品



5.災害時のアレルギー相談・救援依頼先
下記のホームページよりアレルギー相談・救援依頼ができます。
http://alle-res.com/Contents/Menu.php


6.アレルギー専門医一覧
社団法人日本アレルギー学会専門医・指導医一覧(一般用)
http://www.jsaweb.jp/modules/ninteilist_general/


避難所などでは、たくさんの人と一緒に過ごすことになり、衛生状態やストレスなどからアレルギー症状が出やすくなります。
特に災害が起こってからすぐの時期には「緊迫した状況なので、アレルギーがあることをなかなか言い出せない」と思われるかもしれません。そんな時こそ、アレルギーのことを知ってもらっている人がまわりに一人でも多くいることが大切です。日ごろから近所の人たち、町内会の人たちにもアレルギーがあることを伝えて、災害時には協力していただけるようお願いしておきましょう。


NPO法人ヘルスケアプロジェクトが運営する食物アレルギーっ子のための献立サイト〜広島発〜
http://www.team-allergy.com
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